ちいかわの映画を観てから2週間経ったけど、SNSではまだまだ大きな話題になっている。

ちいかわの最後の行動は卑怯だ、臆病だ、というような論争を見かけていた。

人それぞれの価値観次第で、異なる感想は尊重されるべきだと思うが、私なりの見解もどうしても言語化したいと思った。


当事者の中で、自分しかわからない情報を握っていて、それを伏せて誰も傷つかない形にしようとするのは、とても勇気のいる行動だと思う。

一生抱える覚悟をする上での判断は、自分にとって残酷な決断になるから。

私も、似たような気持ちを知っているからこそ、ちいかわの気持ちに共感できる。

ちいかわが震えているヒトハとフタバを見て、ポシェットをギュッと握った瞬間、私の心もギュッとなって涙が落ちていた。

ちいかわは何かがあった時に、すぐ泣くし、不器用な一面もある。ただし、諦めたことは一回もない。

今回も何が正義なのか、何が罪なのか、判定できない状況の中で、飲み込むことを選んだ。

ちいかわのあの決断が否定される投稿を見かけるたびに、私も否定されたような気持ちになる。とてもとても寂しくなる。